2012年 09月 04日
上海・合肥・南京・上海旅行記 2012年8月 [はじめに] |
2012(平成24)年8月16日~24日
毛丹青老師のプロデュースとその教え子である李渊博君たちの翻訳によって『名作映画には「生きるヒント」がいっぱい!』の中国語版である『电影如歌 一个人的银幕笔记』が完成。『取景中国:跟着电影去旅行』に続く2冊目の中国語の本で、最新の中国映画や戦争大作が追加されたおしゃれな本に仕上がった。その出版を記念し、販売を促進するため09年8月に続いて2度目の上海ブックフェアに出席し毛先生と対談、サイン会をすることに。
今回はさらに李君の故郷である合肥に足を延ばしての会社見学や南京観光もセット。私にとっての最長8泊9日の中国旅行になる。カメラマンの妻員子も大変だが、最後まで私たちの面倒をみてくれる上海の孫晨俊君も大変。上海交通大学法学院の季衛東先生との会食も実現し、私の活動の場はますます広がりそうだ。その充実した旅行内容は、是非この旅行記で。
[旅行日程メモ]
(はじめに) この記事
(1日目旅行記)2012(平成24)年8月16日
(2日目旅行記)2012(平成24)年8月17日
(3日目旅行記)2012(平成24)年8月18日
(4日目旅行記)2012(平成24)年8月19日
(5日目旅行記)2012(平成24)年8月20日
(6日目旅行記)2012(平成24)年8月21日
(7日目旅行記)2012(平成24)年8月22日
(8日目旅行記)2012(平成24)年8月23日
(9日目旅行記)2012(平成24)年8月24日
[今回の上海・合肥・南京・上海旅行の動機]
1) 今回の上海・合肥・南京・上海旅行は8月16日~24日まで、8泊9日の長期旅行と
なる。私にとってのその最大の目的は、8月15日~21日までの間上海の上海展覧中
心で開催されるブックフェアに参加し、①毛丹青の『狂走日本』の出版②苏静を編集
長、毛丹青を主筆とする人気雑誌『知日』第5号の出版、そして③私の『电影如歌 一个
人的银幕笔记』の出版を広く広報するため、対談やサイン会を行うこと。毛丹青と私の
対談は8月17日に、毛丹青と苏静の対談は8月18日に予定されているから、大いに楽
しみだ。
2) 『电影如歌 一个人的银幕笔记』は、私が2010年12月に出版した『名作映画には
「生きるヒント」がいっぱい!』を中国語に翻訳したうえ、「第六章 从最近的电影得到的
生活启示」、「第七章 从最近的战争大片学知识」を追加し、175頁の本にまとめたも
の。その翻訳をしてくれたのは神戸国際大学の毛丹青教授の教え子たち約20名で、
その責任者が李渊博君と陳科慧さんの2人。上海ブックフェアへの参加は、09年8月
に私のはじめての中国語の本『取景中国:跟着电影去旅行』を出版した時以来、3年ぶ
り。前回2011年11月3日~6日に毛丹青夫妻と私と私の妻4人で上海を訪問したの
は『电影如歌 一个人的银幕笔记』出版打合せと写真撮影のためだったが、それが今
回実を結ぶことになったわけだ。
3) 今回の上海ブックフェアへの参加は、09年8月の時と違い大勢となった。毛先生と
私、私の妻である員子の他、李渊博、孫晨俊そして松本一博の計6名だ。李君は故郷
が安徽省の合肥、孫君は上海なので、学生時代最後の夏休みの帰省を兼ねての参加
となった。また、李君は翻訳責任者なので当然本の売れ行きを含め、ブックフェアのあ
り方に興味津々。他方、松本君は関西大学の学生で、関西大学でも教えている毛先
生の教え子。小学校まで中国の武漢で育ち、その後日本に帰ってきたから中国語と日
本語がペラペラなので、毛先生とよく行動を共に、時としてはその片腕となって活動して
いるらしい。なお、今回毛先生は上海のブックフェアが終わった後北京に飛ぶ予定だ
し、松本君は一足先に上海に入り、その後ずっと毛先生と行動を共にする予定だ。
4) 私は、①今回の翻訳についての数度の打合せの他、②2011年11月12日に毛先生
の課外授業として実施された村上春樹の『ノルウェイの森』ロケ地見学、③2012年1月
9日に同じく毛先生の課外授業として実施された西ノ宮神社十日戎見学、等で李君、孫
君たちと相当親しくなっていた。李君の故郷である安徽省の合肥は上海から鉄道で約4
時間ほど西に走ったところにある。合肥で変圧器を製作する会社を経営している彼の
父親、李宏さんは息子が跡取りになることを期待しているし、彼自身も卒業後は日本で
起業することを希望しているから、弁護士である私からのアドバイスも期待しているらし
い。そんな話を聞いて、最近事務所の実務の多くを宏展弁護士がやってくれているため
比較的時間が自由にとれる私は、この際合肥まで足を延ばそうということになった。さら
に、そんな話の延長として、李君の就職を含む将来に大きな関心を持っている毛先生も
一緒に行くことに。
5) 前回(2011年11月3日~6日)の上海旅行は日程がタイトだったため、上海交通大
学の法学院院長である季衛東先生とお会いすることができなかったが、今回は余裕が
ある。そこで事前に東京の松尾翼弁護士を通じて日程調整をしたところ、8月23日の
夕方の会食予定が決まった。季先生の奥様である駱美化先生は君合律師事務所上海
オフィスの弁護士で、メディア及びエンターテインメントに関する活動をしていると聞き、
事前に私の映画に関する本や論文などもお送りした。また毛先生もお二人をよく知って
いるから、毛先生からも私の情報を事前に伝えてもらったから、是非充実した会食にし
たいと思っている。
6) 旅行になると、いろいろと欲が広がるのが私のクセ。安徽省の合肥に行けば中国五岳
の1つ「黄山」へ約4時間で行けるという情報をガイド本でキャッチした私は、李君にその
検討を依頼。いろいろ打ち合せたところ、たしかに行くことはできるが、8月23日に上海
に戻ることを考えるとやはりハードなことがわかり、今回は断念。そこで浮上したのが、
合肥からの帰り道に南京に立ち寄るプランだ。南京は合肥と上海のちょうど真ん中にあ
るから、絶好。また、南京は私が是非とも行ってみたい都市だ。今年6月にパソコンで
観た張藝謀監督の映画『金陵十三釵(The Flowers Of War)』には大ショックを受けた
が、やはり侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館は1度は見学しておかなくちゃ。
7) 安徽省合肥の訪問は李君はもちろん、毛先生、孫君、松本君も一緒だが、毛先生は
合肥から直接北京へ飛ぶので、南京見学と上海への帰り道は私と員子、孫君、松本君
の4人になる。既に南京についての私の事前リサーチはかなりのものになっているので
孫君や松本君を頼り切りにせず、少しは主体的に南京見学に臨みたい。
8) ちなみに、2011年11月27日(日)に実施された中国語検定3級と4級の試験に両方
とも見事合格した私の中国語の勉強は、2009年4月から既に3年半。文法も熟語も単
語もかなり覚えたが、さて本場でどこまで通用するの?今回は毛先生の他、李君、孫
君、松本君という若い学生諸君と過ごす時間が多くなるから、いっぱいしゃべって中国
語会話の上達を目指さなくちゃ。
9) 以上で今回の上海、合肥、南京、上海旅行の基本枠は確定した。8月16日午前9時
50分のフライトに5人が元気で揃うことを期待しよう。
以上
2012(平成24)年8月13日記
毛丹青老師のプロデュースとその教え子である李渊博君たちの翻訳によって『名作映画には「生きるヒント」がいっぱい!』の中国語版である『电影如歌 一个人的银幕笔记』が完成。『取景中国:跟着电影去旅行』に続く2冊目の中国語の本で、最新の中国映画や戦争大作が追加されたおしゃれな本に仕上がった。その出版を記念し、販売を促進するため09年8月に続いて2度目の上海ブックフェアに出席し毛先生と対談、サイン会をすることに。
今回はさらに李君の故郷である合肥に足を延ばしての会社見学や南京観光もセット。私にとっての最長8泊9日の中国旅行になる。カメラマンの妻員子も大変だが、最後まで私たちの面倒をみてくれる上海の孫晨俊君も大変。上海交通大学法学院の季衛東先生との会食も実現し、私の活動の場はますます広がりそうだ。その充実した旅行内容は、是非この旅行記で。
[旅行日程メモ]
(はじめに) この記事
(1日目旅行記)2012(平成24)年8月16日
(2日目旅行記)2012(平成24)年8月17日
(3日目旅行記)2012(平成24)年8月18日
(4日目旅行記)2012(平成24)年8月19日
(5日目旅行記)2012(平成24)年8月20日
(6日目旅行記)2012(平成24)年8月21日
(7日目旅行記)2012(平成24)年8月22日
(8日目旅行記)2012(平成24)年8月23日
(9日目旅行記)2012(平成24)年8月24日
[今回の上海・合肥・南京・上海旅行の動機]
1) 今回の上海・合肥・南京・上海旅行は8月16日~24日まで、8泊9日の長期旅行と
なる。私にとってのその最大の目的は、8月15日~21日までの間上海の上海展覧中
心で開催されるブックフェアに参加し、①毛丹青の『狂走日本』の出版②苏静を編集
長、毛丹青を主筆とする人気雑誌『知日』第5号の出版、そして③私の『电影如歌 一个
人的银幕笔记』の出版を広く広報するため、対談やサイン会を行うこと。毛丹青と私の
対談は8月17日に、毛丹青と苏静の対談は8月18日に予定されているから、大いに楽
しみだ。
2) 『电影如歌 一个人的银幕笔记』は、私が2010年12月に出版した『名作映画には
「生きるヒント」がいっぱい!』を中国語に翻訳したうえ、「第六章 从最近的电影得到的
生活启示」、「第七章 从最近的战争大片学知识」を追加し、175頁の本にまとめたも
の。その翻訳をしてくれたのは神戸国際大学の毛丹青教授の教え子たち約20名で、
その責任者が李渊博君と陳科慧さんの2人。上海ブックフェアへの参加は、09年8月
に私のはじめての中国語の本『取景中国:跟着电影去旅行』を出版した時以来、3年ぶ
り。前回2011年11月3日~6日に毛丹青夫妻と私と私の妻4人で上海を訪問したの
は『电影如歌 一个人的银幕笔记』出版打合せと写真撮影のためだったが、それが今
回実を結ぶことになったわけだ。
3) 今回の上海ブックフェアへの参加は、09年8月の時と違い大勢となった。毛先生と
私、私の妻である員子の他、李渊博、孫晨俊そして松本一博の計6名だ。李君は故郷
が安徽省の合肥、孫君は上海なので、学生時代最後の夏休みの帰省を兼ねての参加
となった。また、李君は翻訳責任者なので当然本の売れ行きを含め、ブックフェアのあ
り方に興味津々。他方、松本君は関西大学の学生で、関西大学でも教えている毛先
生の教え子。小学校まで中国の武漢で育ち、その後日本に帰ってきたから中国語と日
本語がペラペラなので、毛先生とよく行動を共に、時としてはその片腕となって活動して
いるらしい。なお、今回毛先生は上海のブックフェアが終わった後北京に飛ぶ予定だ
し、松本君は一足先に上海に入り、その後ずっと毛先生と行動を共にする予定だ。
4) 私は、①今回の翻訳についての数度の打合せの他、②2011年11月12日に毛先生
の課外授業として実施された村上春樹の『ノルウェイの森』ロケ地見学、③2012年1月
9日に同じく毛先生の課外授業として実施された西ノ宮神社十日戎見学、等で李君、孫
君たちと相当親しくなっていた。李君の故郷である安徽省の合肥は上海から鉄道で約4
時間ほど西に走ったところにある。合肥で変圧器を製作する会社を経営している彼の
父親、李宏さんは息子が跡取りになることを期待しているし、彼自身も卒業後は日本で
起業することを希望しているから、弁護士である私からのアドバイスも期待しているらし
い。そんな話を聞いて、最近事務所の実務の多くを宏展弁護士がやってくれているため
比較的時間が自由にとれる私は、この際合肥まで足を延ばそうということになった。さら
に、そんな話の延長として、李君の就職を含む将来に大きな関心を持っている毛先生も
一緒に行くことに。
5) 前回(2011年11月3日~6日)の上海旅行は日程がタイトだったため、上海交通大
学の法学院院長である季衛東先生とお会いすることができなかったが、今回は余裕が
ある。そこで事前に東京の松尾翼弁護士を通じて日程調整をしたところ、8月23日の
夕方の会食予定が決まった。季先生の奥様である駱美化先生は君合律師事務所上海
オフィスの弁護士で、メディア及びエンターテインメントに関する活動をしていると聞き、
事前に私の映画に関する本や論文などもお送りした。また毛先生もお二人をよく知って
いるから、毛先生からも私の情報を事前に伝えてもらったから、是非充実した会食にし
たいと思っている。
6) 旅行になると、いろいろと欲が広がるのが私のクセ。安徽省の合肥に行けば中国五岳
の1つ「黄山」へ約4時間で行けるという情報をガイド本でキャッチした私は、李君にその
検討を依頼。いろいろ打ち合せたところ、たしかに行くことはできるが、8月23日に上海
に戻ることを考えるとやはりハードなことがわかり、今回は断念。そこで浮上したのが、
合肥からの帰り道に南京に立ち寄るプランだ。南京は合肥と上海のちょうど真ん中にあ
るから、絶好。また、南京は私が是非とも行ってみたい都市だ。今年6月にパソコンで
観た張藝謀監督の映画『金陵十三釵(The Flowers Of War)』には大ショックを受けた
が、やはり侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館は1度は見学しておかなくちゃ。
7) 安徽省合肥の訪問は李君はもちろん、毛先生、孫君、松本君も一緒だが、毛先生は
合肥から直接北京へ飛ぶので、南京見学と上海への帰り道は私と員子、孫君、松本君
の4人になる。既に南京についての私の事前リサーチはかなりのものになっているので
孫君や松本君を頼り切りにせず、少しは主体的に南京見学に臨みたい。
8) ちなみに、2011年11月27日(日)に実施された中国語検定3級と4級の試験に両方
とも見事合格した私の中国語の勉強は、2009年4月から既に3年半。文法も熟語も単
語もかなり覚えたが、さて本場でどこまで通用するの?今回は毛先生の他、李君、孫
君、松本君という若い学生諸君と過ごす時間が多くなるから、いっぱいしゃべって中国
語会話の上達を目指さなくちゃ。
9) 以上で今回の上海、合肥、南京、上海旅行の基本枠は確定した。8月16日午前9時
50分のフライトに5人が元気で揃うことを期待しよう。
以上
2012(平成24)年8月13日記
by sakawa-ryokou
| 2012-09-04 15:50
| 海外旅行(中国)