2009年 09月 10日
北京・上海旅行記 2009年3月 [1日目] |
[旅行日程メモ]
(はじめに)
(1日目旅行記) 2009(平成21)年3月24日 この記事
(2日目旅行記) 2009(平成21)年3月25日
(3日目旅行記) 2009(平成21)年3月26日
(4日目旅行記) 2009(平成21)年3月27日
2009年3月24日(火) ⇒ 写真1ー①~④
1 関西国際空港(10:25発JAL785便)から北京首都国際空港(12:50着)へ
(1)1人で関空から北京へ(出国、入国手続)
何度も中国旅行をしていると、1人で出国・入国手続をするのも手馴れたもの。
(2)毛丹青さんが空港出口でお迎え(13:20)
北京首都国際空港は北京中心部から東北25kmにある。1999年の大改造で3倍の広さになり、この時第2ターミナルも建設された。その後、2004年9月に第1ターミナルを改装オープンし、2008年8月の北京オリンピックに向けて第3滑走路や第3ターミナルが完成したから、その広さはものすごい。ちなみに、第3ターミナルの総面積は98万平方メートルで、2008年現在、世界最大の空港ターミナルビルとのことだ。
そんなに広い北京首都国際空港だから、中国への入国手続に手間取って出口を出る時刻が遅くなると、ひょっとして迎えにきてくれるはずの毛さんと会えないのでは?そんな不安も少しはあったが、何のトラブルもなく毛さんのお迎えを受けてひと安心。
2 タクシーで北京のホテル長富宮飯店(ホテルニューオータニ)へ(14:20着)
道路は結構混んでいたため、1時間弱かかって長富宮飯店(ホテルニューオータニ)へ。
3 長富宮飯店1階にある北京日本人会(図書館)へ(14:30~14:50)
長富宮飯店の1階には「北京日本人会図書室」があり、そこの事務局長の任正平さんは毛さんのお友だち。そこで毛さんから任さんを紹介してもらうとともに、その図書室に置くため私の『シネマ5』と『シネマ17』をプレゼント。いろいろと話が弾むうち、シネマ1~21全巻を1つのコーナーに置くこともオーケーとなったため、帰国後1セットを送ることを約束。この図書館にシネマ1~21が並び、中国に住む日本人がここを訪れて私の『シネマルーム』を読んでくれれば、うれしい限り(写真1ー①、②)。
4 長富宮飯店のロビーでカメラウーマンの佐渡多真子さんと待ち合わせ(15:00)
次は北京での撮影会のため、毛さんが紹介してくれたプロのカメラマンの佐渡多真子さんと初のご対面。待ち合わせ時間の少し前に顔合わせを済ませ、毛さん、佐渡さん、私の3人でタクシーに乗り、陳小東の事務所へ。それにしても、プロのカメラマンの機材の多さと重さにビックリ。いつもこれだけの機材を持ち歩かなければならないのだから、プロのカメラマンは重労働。
5 タクシーで陳小東さんの事務所(北京新超越広告有限公司)へ到着(15:20着)、北京新超越広告有限公司で写真撮影(15:20~16:40)
(1)北京新超越広告有限公司はかつて倉庫だったというビルの一室だから天井が高い。事務所の中に入ってまず驚いたのは、壁一面に貼ってある『活きる』『項羽と劉邦ーその愛と興亡 完全版』『王妃の紋章』『単騎、千里を走る。』などの張藝謀(チャン・イーモウ)監督作品のポスターの数々。そう、ここは張藝謀監督作品の知恵袋となっている事務所なのだ。中でもとりわけ大きくて目立つのが、印象強い赤をバックに多くの兵士たちが弓を構えて今にも射ようとしている『HERO(英雄)』のポスター。佐渡さんの判断でこれをバックに毛さんと私の対談風景を撮ることに決定。場所決め、ライトの当て方などが決まり、さあ撮影開始。実際に使うのは1枚だけだが、そこで撮った写真は約40枚。さあ、仕上がりが楽しみだ(写真1ー③)。
(2)せっかく張藝謀作品の知恵袋となっている北京新超越広告有限公司へ来たのだから、その社長さんたちといろいろと話をし、人脈形成をしておかなくっちゃ。そんな思いで名刺交換をし、話をしたのが社長の陳小東さん。そして次にエイベックス中国の副社長の馬驊さん。エイベックスは呉宇森(ジョン・ウー)監督の『レッドクリフPart1』『レッドクリフPart2』が見事に当たり大ヒットしているから鼻高々。馬驊さんはきっとその中核?
6 佐渡さんと別れ、タクシーで長富宮飯店へ(17:00着)
今日のメインだった北京新超越広告有限公司での毛さんと私の対談風景の撮影が終わると、明日の胡同での撮影の段取りを打ち合わせて、佐渡さんとはこれでお別れ。彼女は夜の会食にはどうしても参加できないとのことで残念だが、それはまたの機会に。とりあえず、タクシーで長富宮飯店に戻ることに。
7 長富宮飯店1階喫茶室で毛さんと打合せ(17:00~17:40)
夜の会食は6時からなので、長富宮飯店の1階の喫茶店で毛さんと休憩しながらいろいろと打合せ。今夜の会食には『人民中国』の編集長や日本人俳優も来るらしい。さあ、どんな楽しい夕食になるだろう?
8 夕食(大宅門)(18:00~23:30)
今夜の会食の場所は、長富宮飯店から徒歩3分のところにある「大宅門」。参加予定者は、『人民中国』編集長の王衆一さんと『人民中国』編集者の泉京鹿さん、そして毛さんと私の4人。また、遅れて中国のテレビや映画で活躍している日本人俳優の〇〇さんも出席予定らしい。泉京鹿さんは毛さんのお弟子さんで、私がかつて読んだ衛慧(ウェイフェイ)著『衛慧みたいにクレイジー』を翻訳した人。泉京鹿という名前は『人民中国』の編集者として前から目立っていたし、毛さんから再三彼女の話を聞いていたが、会うのは今日がはじめて。泉京鹿さんから彼女が翻訳した新刊書である余華の『兄弟』上下をプレゼントされて感激。これは現在日本でも大きな話題を呼んでいる本だが、上下約900頁の大著だから、その翻訳は大変。また、編集長の王衆一さんは日本語がペラペラなうえ、日本のさまざまな情勢にも詳しく、その博識ぶりにビックリ。また映画の話題も豊富で、話していると次第にエンドレスに。
他方、今日はたまたま国際的な映画人の集まりがすぐ近くの会場であるとのことで、毛さんにお呼びがかかり、途中で2時間ほど中座。帰ってきた毛さんからその映画人の集まりの話を聞くと、ビッグネームばかりで驚くことばかり。やはり北京の夜の話題は、デッカくて面白い(写真1ー④)。
9 就寝(24:00)
(はじめに)
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(4日目旅行記) 2009(平成21)年3月27日
2009年3月24日(火) ⇒ 写真1ー①~④
1 関西国際空港(10:25発JAL785便)から北京首都国際空港(12:50着)へ
(1)1人で関空から北京へ(出国、入国手続)
何度も中国旅行をしていると、1人で出国・入国手続をするのも手馴れたもの。
(2)毛丹青さんが空港出口でお迎え(13:20)
北京首都国際空港は北京中心部から東北25kmにある。1999年の大改造で3倍の広さになり、この時第2ターミナルも建設された。その後、2004年9月に第1ターミナルを改装オープンし、2008年8月の北京オリンピックに向けて第3滑走路や第3ターミナルが完成したから、その広さはものすごい。ちなみに、第3ターミナルの総面積は98万平方メートルで、2008年現在、世界最大の空港ターミナルビルとのことだ。
そんなに広い北京首都国際空港だから、中国への入国手続に手間取って出口を出る時刻が遅くなると、ひょっとして迎えにきてくれるはずの毛さんと会えないのでは?そんな不安も少しはあったが、何のトラブルもなく毛さんのお迎えを受けてひと安心。
2 タクシーで北京のホテル長富宮飯店(ホテルニューオータニ)へ(14:20着)
道路は結構混んでいたため、1時間弱かかって長富宮飯店(ホテルニューオータニ)へ。
3 長富宮飯店1階にある北京日本人会(図書館)へ(14:30~14:50)
長富宮飯店の1階には「北京日本人会図書室」があり、そこの事務局長の任正平さんは毛さんのお友だち。そこで毛さんから任さんを紹介してもらうとともに、その図書室に置くため私の『シネマ5』と『シネマ17』をプレゼント。いろいろと話が弾むうち、シネマ1~21全巻を1つのコーナーに置くこともオーケーとなったため、帰国後1セットを送ることを約束。この図書館にシネマ1~21が並び、中国に住む日本人がここを訪れて私の『シネマルーム』を読んでくれれば、うれしい限り(写真1ー①、②)。
4 長富宮飯店のロビーでカメラウーマンの佐渡多真子さんと待ち合わせ(15:00)
次は北京での撮影会のため、毛さんが紹介してくれたプロのカメラマンの佐渡多真子さんと初のご対面。待ち合わせ時間の少し前に顔合わせを済ませ、毛さん、佐渡さん、私の3人でタクシーに乗り、陳小東の事務所へ。それにしても、プロのカメラマンの機材の多さと重さにビックリ。いつもこれだけの機材を持ち歩かなければならないのだから、プロのカメラマンは重労働。
5 タクシーで陳小東さんの事務所(北京新超越広告有限公司)へ到着(15:20着)、北京新超越広告有限公司で写真撮影(15:20~16:40)
(1)北京新超越広告有限公司はかつて倉庫だったというビルの一室だから天井が高い。事務所の中に入ってまず驚いたのは、壁一面に貼ってある『活きる』『項羽と劉邦ーその愛と興亡 完全版』『王妃の紋章』『単騎、千里を走る。』などの張藝謀(チャン・イーモウ)監督作品のポスターの数々。そう、ここは張藝謀監督作品の知恵袋となっている事務所なのだ。中でもとりわけ大きくて目立つのが、印象強い赤をバックに多くの兵士たちが弓を構えて今にも射ようとしている『HERO(英雄)』のポスター。佐渡さんの判断でこれをバックに毛さんと私の対談風景を撮ることに決定。場所決め、ライトの当て方などが決まり、さあ撮影開始。実際に使うのは1枚だけだが、そこで撮った写真は約40枚。さあ、仕上がりが楽しみだ(写真1ー③)。
(2)せっかく張藝謀作品の知恵袋となっている北京新超越広告有限公司へ来たのだから、その社長さんたちといろいろと話をし、人脈形成をしておかなくっちゃ。そんな思いで名刺交換をし、話をしたのが社長の陳小東さん。そして次にエイベックス中国の副社長の馬驊さん。エイベックスは呉宇森(ジョン・ウー)監督の『レッドクリフPart1』『レッドクリフPart2』が見事に当たり大ヒットしているから鼻高々。馬驊さんはきっとその中核?
6 佐渡さんと別れ、タクシーで長富宮飯店へ(17:00着)
今日のメインだった北京新超越広告有限公司での毛さんと私の対談風景の撮影が終わると、明日の胡同での撮影の段取りを打ち合わせて、佐渡さんとはこれでお別れ。彼女は夜の会食にはどうしても参加できないとのことで残念だが、それはまたの機会に。とりあえず、タクシーで長富宮飯店に戻ることに。
7 長富宮飯店1階喫茶室で毛さんと打合せ(17:00~17:40)
夜の会食は6時からなので、長富宮飯店の1階の喫茶店で毛さんと休憩しながらいろいろと打合せ。今夜の会食には『人民中国』の編集長や日本人俳優も来るらしい。さあ、どんな楽しい夕食になるだろう?
8 夕食(大宅門)(18:00~23:30)
今夜の会食の場所は、長富宮飯店から徒歩3分のところにある「大宅門」。参加予定者は、『人民中国』編集長の王衆一さんと『人民中国』編集者の泉京鹿さん、そして毛さんと私の4人。また、遅れて中国のテレビや映画で活躍している日本人俳優の〇〇さんも出席予定らしい。泉京鹿さんは毛さんのお弟子さんで、私がかつて読んだ衛慧(ウェイフェイ)著『衛慧みたいにクレイジー』を翻訳した人。泉京鹿という名前は『人民中国』の編集者として前から目立っていたし、毛さんから再三彼女の話を聞いていたが、会うのは今日がはじめて。泉京鹿さんから彼女が翻訳した新刊書である余華の『兄弟』上下をプレゼントされて感激。これは現在日本でも大きな話題を呼んでいる本だが、上下約900頁の大著だから、その翻訳は大変。また、編集長の王衆一さんは日本語がペラペラなうえ、日本のさまざまな情勢にも詳しく、その博識ぶりにビックリ。また映画の話題も豊富で、話していると次第にエンドレスに。
他方、今日はたまたま国際的な映画人の集まりがすぐ近くの会場であるとのことで、毛さんにお呼びがかかり、途中で2時間ほど中座。帰ってきた毛さんからその映画人の集まりの話を聞くと、ビッグネームばかりで驚くことばかり。やはり北京の夜の話題は、デッカくて面白い(写真1ー④)。
9 就寝(24:00)
by sakawa-ryokou
| 2009-09-10 10:46
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