2010年 06月 10日
大連・威海・青島旅行記 2010年3月 [2日目] |
[旅行日程メモ]
(はじめに)
(1日目旅行記) 2010(平成22)年3月13日
(2日目旅行記) 2010(平成22)年3月14日 この記事
(3日目旅行記) 2010(平成22)年3月15日
(4日目旅行記) 2010(平成22)年3月16日
(5日目旅行記) 2010(平成22)年3月17日
(6日目旅行記) 2010(平成22)年3月18日
2010年3月14日(日) ⇒ 写真2-①~⑫
1 起床(7:00)、朝食(7:15~7:45)
昨夜はカラオケでかなりの時間熱唱したため寝るのが遅かったが、今日の合同講演会に向けて頭が興奮しているためか、早く起きることに。
そして、今日の合同講演のネタが気になっているため、いろいろと構想を考えながら朝食を。
2 勉強(8:00~10:00)
合同講演会は午後2時からだが、それに向けて部屋の中で一人資料を読みながら勉強。
3 喫茶室で本日の講演の打合せ(10:00~11:00)
毛丹青さんとの合同講演はいつも打合せなしのアドリブだが、今回もそんな雰囲気。しかし、さすがに何の打合せもなし、というのは心配なので、ホテル1階の喫茶室で少し打合せを。私が中国の学生たちに話せることは、中国旅行を通じて得た自分流の中国観と、弁護士兼映画評論家として多くの中国映画を観てきた中で形成されてきた自分流の中国観。そして、もともと中国の歴史が大好きだった私が、弁護士生活36年目を迎えている今、自分流の日中友好の活動としてどんなことをやっているかについての紹介だ。
毛丹青さんのアドバイスは、第1にエピソードを中心とした語りで学生に興味を持たせること、第2に特定の政治問題・歴史問題は避けるべきということ。司会兼通訳そして話題のリード役は毛丹青さんだから、この程度の打合せでオーケーとし、あとは毛丹青さんにリードを任せることに。
4 ホテル2階で昼食(11:40~12:30)
打合せ終了後、軽い昼食を食べることとし、ホテル2階のレストランへ。昨日の昼もここで食べたが、今日は毛丹青さん、余静、私の3人だけなので、展示されている料理から一品ずつ適当に選んでそれを料理してもらうことに(写真2-①)。大学の関係者が使うホテルだけにおいしくて安く、3人でわずか108元。
5 1階ロビーに集合、車でホテル隣りの大連理工大学へ(13:00)
部屋に入ってひと休みした後、13時に1階のロビーに集合し、車に乗ってホテル隣りの大連理工大学へ(写真2-②、③)。どの教室でやるのかは聞かされていなかったが、日本人的感覚では大学の中は歩いて行けるのでは?と思うはず。しかし、09年11月9日の厦門城市職業学院の講義で経験したのと同じように、大連理工大学も校内はバカ広いから、とてもじゃないが徒歩で移動できるものではない。これでは、大学校内の移動にも車が不可欠なわけだ。
6 教室の近くの休憩所のテーブルで打合せ、教室の中へ(13:40)
とりあえず、教室の近くの休憩所のテーブルに座ると、そこに大連理工大学外国語学院日語系外籍文教専家の猪股晃さん、大連理工大学外国語学院日語系副教授、副主任の由志慎さんが登場し、名刺交換。しばらく待っていると、13:40頃ついに教室に入ることに。
7 大連理工大学で合同講演(13:40~16:20)
(1)10月11日にCCTVで放映された『華人世界』の『從魚販到雙語作家』を放映
(13:40~14:10)
毛丹青さんと私がそろって教室に入ると、大きな階段教室の中にビッシリと座った学生諸君から盛大な拍手が。それに恐縮しながら、用意されていた最前列の席に座る(写真2-④)と、演壇にかけられたスクリーン上では09年10月にCCTVで放映された『華人世界』の『從魚販到雙語作家』が放映されていた。なるほど、まずこれを学生たちに見せることによって毛丹青さんの全体像を知ってもらおうというわけだ。ちなみに、この『從魚販到雙語作家』の30分番組では私も約1分間登場するから、それが楽しみ。さて、私の姿がスクリーン上に登場した時の学生たちの反応は?
(2)毛丹青VS坂和対談(14:10~14:50)
『華人世界』の放映が終わると、まず毛丹青さんが壇上に上り講演を開始。学生たちは興味深そうにその話を聞いていたが、それが一段落したところで毛丹青さんが私を紹介し、私も壇上に上ることに。話題の切り出しは、①私と毛丹青さんとの出会い、②『取景中国』出版のいきさつ(写真2-⑤)、そして③私がなぜ何度も中国旅行に訪れ、中国映画を観ているのかということだが、さて学生たちの反応は?(写真2-⑥)
(3)本を抽選でプレゼントするため、1人ずつ感想、質問と名前を書かせて提出させ、
毛丹青がそれをいくつかピックアップして評論(14:50~15:20)
本日の合同講演では私の『取景中国』を学生たちにプレゼントするため200冊用意していたが、本日の出席者は400~500名いるらしい。そこで、事前にどんな抽選にするかという打合せがされていたが、私はすべてお任せなのでどんな展開になるのかわからなかった。09年9月18日に上海の華東理工大学外国語学院でやった合同講演ではいろいろなテーマで議論が盛り上がり、時間的にも90分くらいかかったが、今回は定遠記念館の件で明日から威海へ行くという話題でジ・エンド。私は少し拍子抜けしながら檀を下りると、その後学生たち1人1人が書いたメモが集約されていった。
(4)質問メモを選んで200名の名前を1人ずつ読みあげ(15:20~)
一体これはナニ?と思っていると、毛丹青さんが適当に学生の名前を読みあげ、その感想文を披露しながらひとくちコメント(写真2-⑦)。そうこうしているうちに、毛丹青さんが再び私を壇上に呼び、適当にメモを選んでピックアップしてくれと要請された。つまり、これは本日の講義の感想と200冊の『取景中国』を学生たちに配るための抽選を兼ねていたわけだ。私の考えでは、500人の学生にスムーズに200冊の本を行き渡らせるのであれば、隣同士でジャンケンさせて、勝ち上がった人に配ればいいのでは?と思うが、どうも中国ではそんな甘っちょろい方式では我先にとなって混乱するらしい。なるほど、なるほど・・・。
(5)サイン会(15:40~16:20)
上海の華東理工大学外国語学院の時もすごかったが、本日の200冊のサイン会はもっとすごいことになった。私の座っている机の前には学生が列をなしたうえ、右からも左からも後からも割り込んでサインを求めてくるから大変。字を書くのは人並み以上に速い私だが、さすがに200冊のサインはしんどい。写真2-⑧、⑨、⑩、⑪はそのサイン会風景の一コマだが、これは嵐のようなひとときが過ぎ去り、少し落ち着いた雰囲気の中で撮ったもの。だって、あの嵐のようなサイン会風景では学生たちに囲まれた私の姿をカメラで映し出すことはとても不可能だったから。
8 ホテル1階喫茶室で休憩(16:30~17:10)
約30分間のサイン会を終え、教室に別れを告げてホテルに戻り、1階喫茶室でしばらく休憩。ここで学生たちから提出されたメモを整理していると、何通かは私に対する質問もあって興味深かった。今日はこのあと夕食会があるだけだから、各自いったん部屋に戻ることに。
9 2階食堂に集合、夕食(17:30)
今日の夕食会の会場は昨日と今日昼食を食べたホテル2階のレストランだが、人数が多いためちゃんとした個室が用意されていた。参加者は毛丹青さん、私、余静の他、大連理工大学出版社の劉宇光さん、(之帝)東敏さん、大連理工大学外国語学院日語系副教授、副主任の由志慎さん、そして神戸国際大学学長付参与の桑迫正賀さんたちだ(写真2ー⑫)。
10 シャワー・就寝(0:00)
本日で大連の日程を終え、明日は威海へ向かうため、今日は早めに就寝。
(はじめに)
(1日目旅行記) 2010(平成22)年3月13日
(2日目旅行記) 2010(平成22)年3月14日 この記事
(3日目旅行記) 2010(平成22)年3月15日
(4日目旅行記) 2010(平成22)年3月16日
(5日目旅行記) 2010(平成22)年3月17日
(6日目旅行記) 2010(平成22)年3月18日
2010年3月14日(日) ⇒ 写真2-①~⑫
1 起床(7:00)、朝食(7:15~7:45)
昨夜はカラオケでかなりの時間熱唱したため寝るのが遅かったが、今日の合同講演会に向けて頭が興奮しているためか、早く起きることに。
そして、今日の合同講演のネタが気になっているため、いろいろと構想を考えながら朝食を。
2 勉強(8:00~10:00)
合同講演会は午後2時からだが、それに向けて部屋の中で一人資料を読みながら勉強。
3 喫茶室で本日の講演の打合せ(10:00~11:00)
毛丹青さんとの合同講演はいつも打合せなしのアドリブだが、今回もそんな雰囲気。しかし、さすがに何の打合せもなし、というのは心配なので、ホテル1階の喫茶室で少し打合せを。私が中国の学生たちに話せることは、中国旅行を通じて得た自分流の中国観と、弁護士兼映画評論家として多くの中国映画を観てきた中で形成されてきた自分流の中国観。そして、もともと中国の歴史が大好きだった私が、弁護士生活36年目を迎えている今、自分流の日中友好の活動としてどんなことをやっているかについての紹介だ。
毛丹青さんのアドバイスは、第1にエピソードを中心とした語りで学生に興味を持たせること、第2に特定の政治問題・歴史問題は避けるべきということ。司会兼通訳そして話題のリード役は毛丹青さんだから、この程度の打合せでオーケーとし、あとは毛丹青さんにリードを任せることに。
4 ホテル2階で昼食(11:40~12:30)
打合せ終了後、軽い昼食を食べることとし、ホテル2階のレストランへ。昨日の昼もここで食べたが、今日は毛丹青さん、余静、私の3人だけなので、展示されている料理から一品ずつ適当に選んでそれを料理してもらうことに(写真2-①)。大学の関係者が使うホテルだけにおいしくて安く、3人でわずか108元。
5 1階ロビーに集合、車でホテル隣りの大連理工大学へ(13:00)
部屋に入ってひと休みした後、13時に1階のロビーに集合し、車に乗ってホテル隣りの大連理工大学へ(写真2-②、③)。どの教室でやるのかは聞かされていなかったが、日本人的感覚では大学の中は歩いて行けるのでは?と思うはず。しかし、09年11月9日の厦門城市職業学院の講義で経験したのと同じように、大連理工大学も校内はバカ広いから、とてもじゃないが徒歩で移動できるものではない。これでは、大学校内の移動にも車が不可欠なわけだ。
6 教室の近くの休憩所のテーブルで打合せ、教室の中へ(13:40)
とりあえず、教室の近くの休憩所のテーブルに座ると、そこに大連理工大学外国語学院日語系外籍文教専家の猪股晃さん、大連理工大学外国語学院日語系副教授、副主任の由志慎さんが登場し、名刺交換。しばらく待っていると、13:40頃ついに教室に入ることに。
7 大連理工大学で合同講演(13:40~16:20)
(1)10月11日にCCTVで放映された『華人世界』の『從魚販到雙語作家』を放映
(13:40~14:10)
毛丹青さんと私がそろって教室に入ると、大きな階段教室の中にビッシリと座った学生諸君から盛大な拍手が。それに恐縮しながら、用意されていた最前列の席に座る(写真2-④)と、演壇にかけられたスクリーン上では09年10月にCCTVで放映された『華人世界』の『從魚販到雙語作家』が放映されていた。なるほど、まずこれを学生たちに見せることによって毛丹青さんの全体像を知ってもらおうというわけだ。ちなみに、この『從魚販到雙語作家』の30分番組では私も約1分間登場するから、それが楽しみ。さて、私の姿がスクリーン上に登場した時の学生たちの反応は?
(2)毛丹青VS坂和対談(14:10~14:50)
『華人世界』の放映が終わると、まず毛丹青さんが壇上に上り講演を開始。学生たちは興味深そうにその話を聞いていたが、それが一段落したところで毛丹青さんが私を紹介し、私も壇上に上ることに。話題の切り出しは、①私と毛丹青さんとの出会い、②『取景中国』出版のいきさつ(写真2-⑤)、そして③私がなぜ何度も中国旅行に訪れ、中国映画を観ているのかということだが、さて学生たちの反応は?(写真2-⑥)
(3)本を抽選でプレゼントするため、1人ずつ感想、質問と名前を書かせて提出させ、
毛丹青がそれをいくつかピックアップして評論(14:50~15:20)
本日の合同講演では私の『取景中国』を学生たちにプレゼントするため200冊用意していたが、本日の出席者は400~500名いるらしい。そこで、事前にどんな抽選にするかという打合せがされていたが、私はすべてお任せなのでどんな展開になるのかわからなかった。09年9月18日に上海の華東理工大学外国語学院でやった合同講演ではいろいろなテーマで議論が盛り上がり、時間的にも90分くらいかかったが、今回は定遠記念館の件で明日から威海へ行くという話題でジ・エンド。私は少し拍子抜けしながら檀を下りると、その後学生たち1人1人が書いたメモが集約されていった。
(4)質問メモを選んで200名の名前を1人ずつ読みあげ(15:20~)
一体これはナニ?と思っていると、毛丹青さんが適当に学生の名前を読みあげ、その感想文を披露しながらひとくちコメント(写真2-⑦)。そうこうしているうちに、毛丹青さんが再び私を壇上に呼び、適当にメモを選んでピックアップしてくれと要請された。つまり、これは本日の講義の感想と200冊の『取景中国』を学生たちに配るための抽選を兼ねていたわけだ。私の考えでは、500人の学生にスムーズに200冊の本を行き渡らせるのであれば、隣同士でジャンケンさせて、勝ち上がった人に配ればいいのでは?と思うが、どうも中国ではそんな甘っちょろい方式では我先にとなって混乱するらしい。なるほど、なるほど・・・。
(5)サイン会(15:40~16:20)
上海の華東理工大学外国語学院の時もすごかったが、本日の200冊のサイン会はもっとすごいことになった。私の座っている机の前には学生が列をなしたうえ、右からも左からも後からも割り込んでサインを求めてくるから大変。字を書くのは人並み以上に速い私だが、さすがに200冊のサインはしんどい。写真2-⑧、⑨、⑩、⑪はそのサイン会風景の一コマだが、これは嵐のようなひとときが過ぎ去り、少し落ち着いた雰囲気の中で撮ったもの。だって、あの嵐のようなサイン会風景では学生たちに囲まれた私の姿をカメラで映し出すことはとても不可能だったから。
8 ホテル1階喫茶室で休憩(16:30~17:10)
約30分間のサイン会を終え、教室に別れを告げてホテルに戻り、1階喫茶室でしばらく休憩。ここで学生たちから提出されたメモを整理していると、何通かは私に対する質問もあって興味深かった。今日はこのあと夕食会があるだけだから、各自いったん部屋に戻ることに。
9 2階食堂に集合、夕食(17:30)
今日の夕食会の会場は昨日と今日昼食を食べたホテル2階のレストランだが、人数が多いためちゃんとした個室が用意されていた。参加者は毛丹青さん、私、余静の他、大連理工大学出版社の劉宇光さん、(之帝)東敏さん、大連理工大学外国語学院日語系副教授、副主任の由志慎さん、そして神戸国際大学学長付参与の桑迫正賀さんたちだ(写真2ー⑫)。
10 シャワー・就寝(0:00)
本日で大連の日程を終え、明日は威海へ向かうため、今日は早めに就寝。
by sakawa-ryokou
| 2010-06-10 18:34
| 海外旅行(中国)